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灯台

ケアマネ試験は絶対に新しいテキストを買わなければいけない

ケアマネ試験では毎年毎年、新しいテキストが出ます。そして結構高い!こんなもの中古でもいいじゃん~とか、去年合格した人に貰えばいいよね。なんか縁起がいいし。という方 結構いらっしゃいます。

でも絶対古いテキストや問題集は使わないで下さい。今回は何故古いテキストを使ってはいけないかご説明したいと思います。

大改正の年度は要注意

ケアマネジャーの試験は1年でガラッと問題や傾向が変わる場合があります。それは「制度改正」の年です。平成27年度は大きな制度改正が行われます。

ここで多くはふれませんが、平成27年度改正では加算がガラッと変わります。たぶん去年のテキストで受験した場合は落ちます。それぐらい変わります。大改正の年でなくても、毎年ちょこちょことした制度改正があります。

1つ前の試験データが入っていない

直前の試験データが加味されて、新しいテキストは作られます。参考書であれば、傾向と対策の分野で、問題集であれば直前の試験問題を元に予想問題が作られます。(もちろん過去数年分も参考にされていますが)

古いテキストを使っているという事は、今年の本試験にフォーカスの合っていないボヤっとしたテキストを使っているのと同然なんですね。

ケアマネ試験のテキストは高いけど・・・

確かにケアマネジャー試験のテキストは高いですね。それだけ濃厚な情報が詰まっていると思って、最新のテキストを購入するようにして下さい。特に平成27年度大改正がある今年は要注意です。

失敗しないテキスト選びはケアマネ試験に必要なおすすめ教材 5選で記事にしていますので、よろしければご覧ください。

桜のつぼみ

ケアマネ試験の勉強をいつ始めるか 独学で初めての試験!

勉強スタイルは人それぞれ

他の記事で色々とケアマネ試験勉強のやり方を書いてきましたが、あくまで「私の勉強法」というレベルです。本当は皆さんのやり方を聞いてみたいし、そういう場を設けて情報を共有したいと思っています。

結局勉強スタイルは「合う」か「合わない」かです。何をもって合うか?というと、やっぱり継続できるかだと思います。どれだけ素晴らしい学習法だとしても、3日坊主では合格できません。多少効率が悪かろうと、興味を持って学習が続けられれば大正解の学習法です。それが「あなたのスタイル」という訳です。

今回は、初めてケアマネ試験を受ける方向けに学習パターンを考えてみました。何かの参考になればと思います。

初学者向けゆっくり学習スタイル(4月開始)

4月から10月までの期間かなりの学習の時間を取るスタイルです。初めてケアマネ試験を受ける方や、自信がないから1から始めよう!と思っている方はこれぐらい長めに取るとゆったり勉強できると思います。

何だよ4月からって!!長すぎだよ~続かないよ!という声が聞こえてきそうです。大丈夫です。4月からみっちりと毎日3時間!なんて言うつもりはありません。

むしろやったりやらなかったり、毎日必ず勉強するという方法が苦手な方におすすめしたい勉強法です。

きりよく1月ぐらいからじゃ駄目なんですか?と聞きたい方いらっしゃると思うのですが、これは早すぎだと思っています。まずその年の教材が発売されていない場合が多いです。

1年前の教材を買ってしまうと後で買いなおすのも勿体ないですし、一度知識を定着させてしまうと、修正するのが難しい場合が多いです。なので1月はおすすめしません。

2月、3月にはその年の教材が出始めるのですが、介護保険制度の変更があるとすると4月以降が多い為、2,3月に始めるのもいいのですが、情報が出揃い始める4月ぐらいからでいいのではないかと思います。

↓は大体のスケジュールです。

4月

4月から学習スタートです。といっても、最初はオリエンテーションのようなものです。まずは問題集を購入したり、ケアマネ試験ってなんなの?という所からスタートしましょう。まだ購入するテキストが決まっていない方は「
ケアマネ試験に必要なおすすめ教材 5選」の記事をご参照下さい。きっと参考になると思います。

まずは購入した問題集やテキストの「はじめに」の部分あたりと「もくじ」を熟読する事です。ケアマネ試験本には、最近の傾向と対策が本の初めの方にのっている事が多いです。

もくじは重要です。サラサラっとでいいので、どんな内容が書いてありそうか想像しながら眺めてみましょう。無理に覚えなくていいです。暗記しようとしてその場所から動けなくなってしまう・・・なんていう時期ではありません。

ここで重要なのは、スタートダッシュ「しない」ことです。辛くなってやめてしまう確率がグンと跳ね上がるからです。このスケジュールの良い所は「たっぷりと余分な時間がある」という所です。1日2日やらなくたっていい。というスタンスで進めましょう。

5月~6月

私は晶文社の基本問題集の信者と言っても過言ではないので、基本問題集を持っている前提でスケジュールをご紹介します。手持ちの問題集がある場合は、そちらを使って下さい。

5月6月でとにかく問題集をぐるり一周します。2ヶ月もあるじゃん?余裕だよ と思うかもしれません。が結構手ごわいんです。何しろ自分の得意分野以外は意味不明なんですから。

完全に暗記しようなんて思わずに、そこそこで切り上げて次に進んで下さい。たまに、完全に理解してからでないと次に進めない、という方がいらっしゃいます。私なんかもそうでした。でも、ここはその気持ちを捨てて先に進むべきです。

私が感じたのは、一回では絶対に覚えられないということです。同じ本を何回も何回も周回することで、理解度10%から30%、30%から60%と加速度的に理解度が高まるのです。最初は「良くは分からないけど、とりあえずそういう事なのね。」ぐらいで学習を進めて下さい。

この辺りでもまだまだギアはLOWでかまいません。なんなら1日10分の日を作ってもいいです。とにかく問題集を開いて少しずつやる。という習慣をつけたい季節なんですね。

7月~8月中旬

願書の提出も済んだ頃かと思います。この辺りでギアを一段アップさせましょう。あなたは4,5,6月と少しずつ勉強体力をつけてきました。あなたの体力は少しのジョギングならできる!という段階でしょうか。

ここでは問題集の終わらなかった所を終わらせるとともに、問題集の二周目に入る段階です。7月の終わりくらい。夏本番!熱い~となっている時には2周目に入れるように調整して勉強を進めましょう。

2周目に入って驚かないでください。「あれ?こんな文章読んだっけ?」となるはずです。初めて見た感覚に襲われるかもしれません。大丈夫。落ち込まないで下さい。それが【普通】です。読んだ内容は、頭の中に必ず残っています。引き出す力がまだ弱いだけです。

8月~9月

問題集をやるスピードが加速してくる時期です。今まで読みこんできた情報が一気に繋がりだします。あ!これこういう意味だったんだ。という事が増えてきます。

最初は1周するのに1ヵ月とか2ヶ月とかかかっていた物が次第に1周2週間とか、3週間とかでできるようになってきます。ここまで来ると完成間近。

でもあなたには「苦手な分野」が何かしらはあると思います。そこを洗い出し、克服する時期です。苦手な分野は苦痛です。覚えられない入ってこない、キツイ辛い。

苦手分野を知るには模擬試験問題集が一番です。9月終わり頃には書店やネットで売り切れてしまうので、早めに購入しましょう。

苦手な分野を克服してこそ合格します。本当にキツイ時期だと思います。焦りや不安、プレッシャーがのしかかってきます。大丈夫です。気持ちは痛いほど分かりますから。

10月(試験月)

さぁ、辛い勉強も今回一回で終わりにしましょう。絶対に合格するぞ!という気合を再度入れなおしましょう。泣いても笑ってもあと少ししか時間はありません。

最後の追い込み時期なのですが、もうすぐ試験だ!!という焦りが出てきます。慌てずじっくりとラストスパートをしましょう。

この時期にも模擬試験を使って苦手克服に取り組んで下さい。また、苦手克服ばかりしてると得意分野もかなり忘れてきてしまいます。そのあたりのペース配分がかなり難しいですが、まんべんなくやりながら苦手克服する。という至難の業をやり遂げて下さい。

大丈夫。もうずっと頑張ってきたあなたです。思い返してみて下さい。テキストを買った日。初めて開いた日、本を開いて寝てしまった日。

夏の暑い日、家族に迷惑をかけてしまった日、ケアマネ試験なんて辞めてしまおうと思った日。思い出してみて下さい。

辛い時間ももう少しです。ケアマネ試験本番に向けて最後のひと踏ん張りです。

分野別攻略法

晶文社の基本問題集を中心に据えての基本学習モデルです。最初は上・下巻やるだけで2ヶ月ぐらいかかってしまうと思います。焦らないで下さい。次はもっと早くなってきます。それをぐるぐると回していくことが重要です。上・下巻とも3周やれれば上出来。5周やれればパーフェクトでしょう。

介護保険の知識に元から明るい方はこれだけでも余裕で合格してしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、初学者は不安です。分野別の攻略法を簡単に書いて終わりにしたいと思います。

支援分野が苦手な方

要介護度のデータやら、介護保険制度は似たような名称が多くてとてもじゃないけど覚えられない!という方は中央法規の一問一答をやってみると良いでしょう。まずは「何が覚えられないか」を洗い出すことが重要です。

まんべんなく1からやるのではなく集中的に支援分野をケアしましょう。そしてデータを覚えるのは最後です。要介護度の平均が何だとか、核家族化がどうだとか施設の人員配置であるとか、そういう「暗記」を必要とする物はザッと見て傾向(介護の現状であるとか日本は高齢化社会になっているとか大まかな事です)を掴んだ後は放置です。細かいデータのインプットは最後です。早い時期に必死に覚えてもほぼ忘れてしまいますから。

そして苦手な個所(間違えたところ)を見つけたら喜んで下さい。これで1点ゲットです。間違えた個所はノートに書いておいてテキストでじっくりじっくり読むと覚えやすいです。

テキストを読んで「なるほどね」と思ったら、晶文社の問題集で該当の個所を解いてみて下さい。そして問題集にも付箋をして間違えた個所が分かるようにすることが大事です。

こうやって「間違えたリスト」を作り込んで下さい。ただ単に1から10まで流してやってみるより「前回解けなかったところだ!」と分かる事で意識に変化があります。(解けなかった所は何度やっても解けない事が多いです。めげない事が重要!)

保健・医療分野が苦手な方

医療分野ってとても難しいですよね。この分野がどうしても苦手だなーという方は中央法規から出ている「保健医療サービス 苦手克服トレーニング」を購入してみると良いです。

最初はかなり難易度が高く感じられますが、しっかりとした学習ができる作りになっていて、おすすめです。ここでも「何が苦手なのか」を意識することは重要です。分からなかった事をリスト化するのは合格の為に是非習慣化して欲しいです。

福祉サービス分野が苦手な方

簡単だとされている分野ですが、結構暗記力が試される分野です。何故かというと大量のサービス(訪問介護、通所介護等)の人員基準なんかを覚えなくてはいけないからです。特に加算を覚えるのは一苦労です。加算を「捨てる」方もたくさん見られました。

でもしっかりやっていればそんなに恐れる分野ではありません。今手元にある問題集をしっかりじっくりやりこんで下さい。何度も何度も周回すれば必ずや覚えられるはずです。

まとめ

ケアマネ試験の勉強で一番問われている事は「あなたは勉強する時間が取れますか?」という事に尽きると思います。別に何日さぼってもかまいません。今回の学習モデルは勉強癖をつけるという事をテーマにしています。

最初はやったりやらなかったりでいいんです。最初の一ヵ月、二か月は猶予期間です。久しく勉強から離れていた方が大半でしょう。ゆっくりと「勉強をする体制」を作って下さい。

「辞めない事」これが重要です。学習を習慣づけるために早めの時期に開始して7月ぐらいから本腰を入れられるような段取りになっています。

誰に強制された訳でもないケアマネ試験受験への道です。気を抜くとすぐに勉強をサボってしまいます。辞めてしまいます。

少しでも楽しく勉強が続けられるよう今回の学習モデルを考えてみました。
長く机に向かって勉強する事を忘れてしまった体にいきなりさぁ 3時間勉強しろとか5時間ぶっ続けだ!とかは無理です。せいぜい最初は1日30分ぐらいが限度です。なのでこのケアマネ試験用学習モデルは長めの期間を取って少しずつ体を慣らしていくことに特化したスタイルです。

勉強も運動だと思って下さい。いきなり42.195kmは走れません。徐々に、徐々に体を作り込んでいってやっと走れる距離です。無理をせず最初は1日10分でいいです。はじめてみて下さい。

至高の本 晶文社 ケアマネジャー基本問題集上・下巻 part1

ケアマネ試験に合格するためにケアマネジャー基本問題集上・下巻は必要か

晶文社の基本問題集には思い入れがあるので何回かに分けて記事を書いていこうと思っています。少し長いのですが、お付き合い下さい。
今回はこの問題集は絶対に買って損は無いという事をお伝えしたいと思います。

基本問題集は必須・マスト

私は物事を始める際に、かなりの時間「調査」に時間をかけます。ケアマネ試験の場合だったら、どういう試験なのか?試験の難易度は?どういう勉強が効率的なのか?特に「どういう勉強が効率的なのか」はかなりの時間調べました。
その中でほとんど誰もがおすすめしていたのが、この晶文社 ケアマネジャー基本問題集です。

なにが素晴らしいのか

忙しく働く社会人に必携の書

このケアマネジャー基本問題集(以下 基本問題集)は上・下巻に別れているA5版の小さい本です。ページ数は片方大体300pぐらいでしょうか。小さいので、いたるところへ持ち運べます。通勤中に、職場で、お昼ごはんを食べながら、キッチンで、果てはトイレの中までスルっと持ち運べます。

ケアマネ試験を受ける方は少なからず社会人と言えます。何故ならばケアマネ試験とは最低5年は介護や医療の現場で働いた方でないと受けることすらできない試験だからです。
中には学生のうちに現場に出て、受験資格を取る方もいると聞きますが、そういう方はすいません 溢れる若さで合格して下さい・・・私がお伝えしたいのは主に「社会人がどうやってケアマネを取るか」なのです。

時間がないときにどう勉強するか

基本的には皆忙しく働いているという前提でお話します。会社で、病院で、施設で、医療・介護の職員として、更には今は現場を離れているけれども家庭の中で忙しくしている方もいるでしょう。皆基本的には忙しい社会人なのです。

社会人は時間がありません。ネット上などでよく見る「時間がないなんてことはない、作るんだ!」なんて書いてあるところも多いです。しかし、そんなことは分かっているんです。でも実際は働いて帰ってきて疲れているのにそんなこと言われたって・・・時間は確かに「ある」けど「ない」んです。これは作るとか作らないとかじゃなくて、私達は疲れているんです。休まないと次の日しんどいんです。基本だるいんです。そこのところを分かった上で受かるためのアドバイスが欲しいんです。

時間のない社会人であっても頑張って勉強しなければ受かりません。ただいきなりまとめて1日2時間だの3時間だの勉強しろ!なんて実際そんなこといきなりはできないんです。

そんな社会人のお悩みに答えるのがこの本です。とにかくコンパクトなので何処にでも持っていけます。ササッと3分で1問やる。日中3分の時間を3回見つける。家に帰って20分勉強する。これだけで1日大体30分の勉強になります。できそうじゃないですか?最初のうちはこんな感じで全然OKです。

でっかい基本テキストなんて職場に持っていけないし、ハンディータイプのテキストブックであっても、隙間時間の3分間では読めません。パッと出来るものでないと細切れ時間では集中しきれませんので、1項目が長いテキストブックタイプの本は頭に入りません。そんな時この基本問題集で1問とく。これを毎日繰り返せば自然と勉強する態勢に入って行けます。

勉強に入っていく態勢を作る

↑でも少しふれましたが、長らく勉強をしていない人にとって、勉強を継続して行うことはとても辛い作業です。勉強することを体(脳)が拒否するんですね。TV見たい・・・スマホいじりたい・・・カラオケ行きたい・・・とにかく自分の時間は遊びたい!!そういう風に脳が指令を出してきます。そんな中で指令を振りきって「さぁ勉強を始めるぞ!!」なんて事は現実的に難しいんです。

そんな時にこの基本問題集が役に立ちます。非常に長い長い基本テキストと過去問を極限まで要約した本なので、サクッサクッと問題を解くだけでケアマネ試験のエッセンスがどんどん入ってきます。この「長い文章を読まずに」というのがミソだと思っています。基本テキストのなが~いむだ~な文章のうち必要なところを選びに選んで問題集化しています。

そのため、勉強し始めの慣れない体には最適だと思っています。最初の1ヶ月ぐらいは1日10分から30分ぐらいでいいと思います。最初に毎日3時間はやるぞ!なんて計画を立てても初日に挫折します。なのでまずこの問題集を使って、徐々に勉強する態勢を作っていくといいと思います。

晶文社の回し者だと思ってかまいません。是非手に取って確かめて下さい。立ち読みでもいいです。問題とテキストのバランスが非常に良く、初学者にピッタリの問題集だと思っています。

今回のまとめ

また長くなってしまいました。しかし私はこの問題集のおかげで合格した!と思うくらい基本問題集には感謝しています。あくまで「基本」の問題集なのでこれだけやれば100%合格という訳にはいかないと思いますが、内容を覚えちゃうぐらいやりこめば合格は目前!という所まで行くと思います。Part1なのでこれで終わりにしますが、まだまだ紹介したいことがたくさんあります。
本当に回し者みたいになってしまったので、これで今日は終わりにしたいと思います。

ケアマネ試験に必要なおすすめ教材 5選

ケアマネジャー試験に合格するために必要な教材とは?

巷には色々なケアマネ本が出版されていますが、まず何を買っていいか分からない方多いと思います。最終的には勉強スタイルによる「好み」としか言いようがありませんが、私が免除無しで合計85%得点した時に使っていたテキストや問題集を紹介したいと思います。

絶対に必要だと思う書籍

  1. 長寿社会開発センター 介護支援専門員基本テキスト 3冊
  2. 晶文社 基本問題集 上・下巻
  3. 中央法規 一問一答
  4. 中央法規 ケアマネジャー試験 過去問解説集
  5. 晶文社 ケアマネジャー実戦予想問題

上記が私が思う理想構成です。最悪基本テキストは必要ありません。高いし。

必須の教材多くない?・・・

字面だけ見ると多いです。基本テキスト3冊と他5冊で合計8冊!こんなにやれるか!!!と思います。大丈夫です。全部やるわけではありません。それぞれ説明していきたいと思います。

基本テキストはまとめちゃだめ!

介護支援専門員基本テキストですが、これは参考書として使います。1から10まで通読する物ではありませんし、ましてやまとめては絶対に駄目です。1年前から作業を始めるのならいざ知らず、時間のない社会人がこの作業を始めてしまうと時間的にアウトです。

テキストをまとめたくなる気持ち分かります。なんとなく受験の時のやり方やそういう勉強方法をずっとやってきたという方に多いのですが、まとめるという作業は時として「字の練習」になってしまいがちです。ペンをたくさん使い、色とりどりに装飾されたまとめノートは一見して勉強してる感じがしますし、時間も経つもんですからほどよい疲労感とも相まって満足していまいがちです。しかしそれはあくまで「した気になっているだけ」・・・まったく効果が無いとは言いませんが、非効率的です。

まとめる事の全てを否定する気はありませんが、何しろ私たちは時間の限られた社会人です。まとめ派の人も心を鬼にしてまとめることは諦めましょう。

とにもかくにも晶文社の基本問題集

晶文社の基本問題集ですが、これは至高の本です。この本を紹介したいがためにこのブログを開設したと言っても過言ではありません。1つの分野について「基本テキスト」と「過去問題」をうまく融合させ、極限まで要約したスタイルは圧巻です。そして本試験の問題形式になっているため、本番に慣れる事が自然にできます。最初はこの本だけ買えばいいです。

1ページに問題と解説が書いてある構成なのですが、これがまた素晴らしいんです。解説が別になっている本は解説を見るだけで疲れます。どこだっけ?となって時間のロスが激しい時が多々あります。その点この晶文社の基本問題集は同じページに問題と解説が書いてあり、完結しているためスーっと集中していけます。

更におすすめしたい点は基本テキストと連動している点です。基本テキスト何冊目の何ページに書いてあるか全ての問題に対して記載があります。驚きの親切さ。

と、褒めすぎの感はありますが、もちろん弱点はあります。それは「暗記物に弱い」事です。試験で言えば合否にかかわる最後の1点、2点の部分です。

例えばサービスは【どういうサービスか】というのは非常に分かりやすくまとまっているのですが、施設や事業所の人員基準や加算のように、一覧の表か何かにしたほうが覚えやすいような「暗記分野」については弱いと感じました。そのため、暗記度が高い分野は他のテキストで補うようにしないと、最後の最後で覚えていないなんてことがあり得るように思います。(国・都道府県・市町村の事務とか事業計画なんかもそうです)福祉サービスの高齢者虐待、日常生活支援、成年後見人あたりの問題に対して少しだけ問題数が少ないような感じです。


やる気が出ないときは一問一答でゆる~く

中央法規 一問一答は良書にして必須です。ケアマネ試験は5肢複択問題ですが、その選択肢5個が分解されて、重要な選択肢を分野ごとに分けてピックアップしてくれています。時間が無い時なんかにチョロっとやるには最適ですね。分野ごとに過去問をやるような感じでとてもおすすめです。

私は試験直前の数日はこればかりやっていました。試験前日なんかになるともう不安や焦りで新たに何かを覚えることなんてできませんでした。長文を読めば頭を流れていくし、問題集をやっても問題を読んでる途中でソワソワしてきてしまいます。しかしこの1問1答は不安な分野を「簡単」におさらいできるので、なんとかこなす事が出来ました。

簡単に、すばやく、時間のない時でも、イライラしてても、気分が落ち込んでる時でもできるというのが最大の特徴です。

試験勉強は長丁場です。体調が悪い時もあります。気分のすぐれない日もあります。そんな時にサラサラッと食べられるお茶漬けみたいなテキストだと思っています。

中央法規の一問一答2017版が発売されましたね。晶文社のもおすすめですが、元祖一問一答中央法規の本もおすすめです。


過去問はやっておいて損はない

中央法規 ケアマネジャー試験 過去問解説集は5年分の過去問と解説が付いた本です。これは理想構成に入れましたが、何周もやりこむ必要は無いです。何故なら一問一答とかぶる部分が多いからです。1回やれば十分です。本番の試験とはこういう物なんだなという確認と、苦手分野の把握が目的です。

解けなかった問題の解説をしっかり読み、苦手な分野は苦痛でも基本問題集や一問一答を読んでカバーしちゃいましょう。

※私が受験した時は無かった(知らなかった?)のですが、晶文社からも過去問解説集が出ています。
もし、晶文社の問題集上・下で勉強している人はこの過去問のほうが一体的に勉強ができて便利でしょう。個人的にも中央法規よりも晶文社の解説の方が分かりやすいと思っているので、私が現役でしたらこっちを選んだと思います。

晶文社 ケアマネジャー実戦予想問題

1回60問の予想問題が5回分ついています。全部で300問です。第一回が一番簡単で第5回が難しいという作りになっていて、回を追うごとにパワーアップした自分を感じられます。

休みの日や時間が2時間程度余っている際に試験と同じ環境を作って試験の予行演習をすると、とても得られるものが多いです。

5回中2回くらいはまったく初めての状態で予行演習をしてみて下さい。「こうした方がいい」とか、「あれが必要」とか、「この分野すごく苦手だったんだ・・・」とかを感じられると思います。本試験にすごく効いてくるトレーニングになります。

ちなみに例年8月か9月頃にはAmazonで売り切れ(入荷待ち状態)になってしまうので、注意が必要です。予想問題集を是非やりたい!という方は、早いですが7月頃には用意しておくといいでしょう。

必須ではないけど知識の補強に役立つ書籍

他にあったほうが捗るかなという教材を列挙します。

  1. 晶文社 ケアマネジャー合格テキスト
  2. 中央法規 ケアマネジャー試験 保健医療サービス 苦手克服トレーニング

必須以外の書籍も優秀

必須以外の教材をサラッと説明します。
まず晶文社 ケアマネジャー合格テキストは介護支援専門員基本テキスト三冊を一冊にまとめたものです。私は勉強中これをあまり使いませんでした。基本テキストがあればそちらのみでいいと思いますが、よくまとまってる本なので基本テキストの長ったらしい文章が嫌いな人は持っておくといいと思います。

保健医療苦手克服は良書でした。医療分野が苦手だなと思う人はやっておいて損はありません。ただし、難易度が高く感じられるので、あまりの難しさに諦めないように注意が必要です。(一通り保健医療を眺めた後でも難しかったので最初にやるのはおすすめしません)

まとめます・・・

すんごく長くなってしまいました。
まとめると・・・基本テキストと晶文社の基本問題集だけあれば最初は問題ありません。もっと言うと、最初は基本問題集だけでいいでしょう。後は徐々に買いたし買いたしでいいと思います。

基本テキストは必要か

ケアマネ試験に合格するために「介護支援専門員基本テキスト」は必要か

基本テキストは必要です

結論から言うとケアマネージャー試験に介護支援専門員基本テキストは必要だと思っています。基本テキストとは長寿社会開発センターから出ている「介護支援専門員基本テキスト」3冊セットの事を指します。

ケアマネ試験はこのテキストからほぼ全ての問題が出題される事になっていて、この本を全て覚える事が出来れば間違いなく合格・・・という事になります。

しかしそうは問屋が卸しません。分厚いテキストの全てのページにびっしりと文字が書かれていて、パッと見目まいがします。長寿社会開発センターのホームページから一部のテキストが見れますので、時間がある時に覗いてみてください。

1冊数百ページもあるこの本が3冊もある!?ヒエェェェ 覚えられるわけないし、受かるわけもないじゃん。そう思いますよね。

でもこの本、必要なんです。値段も7000円ぐらいします。高いです。でも持っていて損はありません。

なぜ、基本テキストが必要なのか

市販のテキストでは省かれた情報が載っている

じゃあなんでこの本が必要なんでしょうか?巷には3冊のテキストを1冊にまとめた市販の本なんかもあります。それで十分事足りるんじゃないでしょうか。
市販のテキスト本はいわゆる要約本です。なので情報が少しだけ省略されている部分があります。載っていたとしても小さい注記のような形でしか載っておらず分かりづらかったりします。

逆にいえばしっかりと要点がまとめられた本ですから、少し調べたいとき。サッと読めてサッと調べられる。そういう時は確かに便利です。

勉強もこなれてくると、「これはどうなんだろう」「あれはどうだったっけ」という事が多くなってきます。そんな時に基本テキストを参考書変わりに開いて読む。こういう使い方をすると知識が自然と入ってきます。

参考書として最適

上に少し書きましたが、参考書として間違いがありません。なにしろ、この基本テキストからケアマネ試験問題が出題されるんですから。時には同じ文章で出たりします。
用語が分からない時、介護保険の仕組みが分からない時、なんだか分からない時、さくいんで調べて読みます。理解できなくてもいいんです。覚えられなくてもいいんです。ケアマネ試験に出る文章のエッセンスを脳みそに一度でも「知らせる」事が出来る。これがこの分厚い、重い、邪魔な本を買う最大の理由です。

基本テキストを使った勉強法

間違ってもこの本を1からノートにまとめようなんて無謀なチャレンジはしないで下さい。全て読むだけでも1カ月はかかります。ノートにまとめるとなると2カ月はかかるでしょうか。

学生の時ならいざ知らず、働いている身で、しかも失礼ですが記憶力も10代の頃とは比べ物にならないぐらい衰えています。こんな分厚い本をまとめ出したら1冊終わったころには最初に覚えたものはきれいさっぱり忘れています。何か新しいものを覚えてその内容を少しでも覚えている期間といったらせいぜい1カ月が限度です。

強くおすすめする勉強法は「晶文社 ケアマネジャー基本問題集」と合わせて使う事です。このケアマネジャー基本問題集には各問題ごとに基本テキストの何ページに書いてあるかが記載されています。
問題を解きながら分からない部分を探すというのは実は結構時間がかかります。他の要約した市販のテキストをおすすめしない理由はここにあります。問題解いて分からない部分が出た。調べようとする。さくいんを調べて・・・とやってると時間ばかりが過ぎていきます。しかし↑に書いた方法で勉強すれば、問題を解く、分からないところを深く知るという王道の勉強法がスムーズに行えます。この勉強法を知ってしまうと、他のやりかたではストレスになります。

おまけ

基本テキストの必要性を長々と書いてしまいましたが、おまけの要素を少し書かせてもらいます。この本はとにかく「分厚く」、「重く」、そして「邪魔」になります。でもこの本を手に入れるとやるぞ!!受かるぞ!!という気にさせてくれます。(私だけか?w)これまでの試験で基本テキスト無しで合格した人は山ほどいるでしょう。結局必要無いのかもしれません。しかし私はどうしてもケアマネ試験に受かりたいなら「お守り」としてでも買っておくべき一冊だと思っています。